ワンルーム 清川のSOHO

 

 

 

台東区清川にあるSOHOのインテリアデザイン。廃業した靴工場を賃貸物件に転用したリノベーションプロジェクトである。デザイナーズフロアである3階では4名のデザイナーが選定され、PEA…はその1室を担当した。住宅に必要な設備(住設)とそれらを隔てるように5枚の壁が配置された、緩やかに区切られた「ワンルーム」を提案した。5枚の壁はカラフルな面と純白な面の2面を持ち、壁を通り抜ける毎にまるで生活の中のスイッチが切り替わるような変化をもたらし、奥へと進みたくなる感覚が広がりを与える。各々の壁には大小様々な形の開口が設けられており、テレビコードを通したり、洋服をかけたり、椅子の座面をかける台として使ったり、壁と開口が生活を彩る。俗に言う「ワンルーム」とはトイレや浴室を除いた空の1室を持つ空間を指すが、この部屋は全てを1室の中に取り込んだ真の「ワンルーム」である。自ずと住設から設計を始めるという設計者の危機意識を考察した『10+1』での連載「テクノロジーロマン」(INAX出版)での執筆がきっかけとなり、中でも住設に支配されがちなワンルームにおいて新しい間取りのひとつを提案した。

 

主要用途:SOHO
プロデュース:東京スタイルCC
施工:株式会社 和合ホーム
所在:東京都台東区
延床面積:24.95㎡
設計期間:2012年4月 – 2012年7月
施工期間:2012年7月 – 2012年10月
写真:加藤雄生
掲載:architecturephoto.net



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